黒い猫が丸まってお昼寝をしている横で、透明の半球の物体を頭にかぶってボーッとしている白い猫がいます。お昼寝をするでもなく、透明ボウルを頭にかぶったままで何かをじっと見つめていますね。
意識がどこかへ飛んでしまっているようにも見えますが、カメラはこの子の正面にまわって違うアングルから様子を見てみます。するとこの猫さんは、何かを見つめているわけではなく完全に目の焦点があっていませんでした。
猫もこうやって何をするでもなく黄昏れる時があるんですね。その後も、ずっと魂が抜けてしまったかのようなとぼけた顔つきで、くつろいでいます。透明のボウルをかぶりながらという変な格好なのが、笑いを誘います。